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ダイ・ハード吹替版

Playストアでレンタル。特にアプリケーション要らず(既存のを使っていたのかもしれないが)で見られたのは快適だったが、普通に5G使った。

しかし映像作品はこれくらいの解像度で見ない事にはね…

 

以下若干のネタバレを含む。

 

eiga.com

ロサンゼルスの市内の情報が欲しくて「ロサンゼルス 舞台 映画」で検索して出てきたが、あらすじはよく見ておくべきだと思う。

クリスマスの夜、高層ビル占拠事件に巻き込まれる男の奮闘を描いたら、ロサンゼルスの市内の様子なんか見られる訳がなかろう。当たり前です。でも一度見てみたい映画だったので、そっちの興味に負けて見てしまった。

結果、ロサンゼルス市内の雰囲気やらなにやら一切分からないがめっちゃ元気になる、という…

1989年の作品らしくコンピュータはクソデカ、個人電話なし、警官&FBIは無能、という現在では作ることの出来ない設定の映画なので、逆に今見ると「おお~昔懐かしき無能警察…」という感慨に浸ることが出来るが、そういう意識を持たずに素晴らしいアクションやマクレーンの活躍を見ることの出来た当時にも見てみたい映画であった。

クリスマスである意味も最後に持ってきたうえ、見ている人間が気が緩んだ瞬間にもう一波乱起こして物語中盤に暴露された昔話に意味を持たせてくるのも良かった。

時計の話とか、最初あ~~~しゃらくせ~~~みたいな気持ちに(私がクサクサしていたのもあり)なっていたのだが、あれが外れた時が物語の終わるときなのか…と思ってはは~んなるほどな。みたいな腕組みをしてしまった。これは映画終わった後話したくなるわ。

上記リンクにアラン・リックマンがこの映画がデビューって書いてあって嘘でしょ…という気持ちにもなっている。あのしゃれた高級スーツを着込み、歴史の引用を交えながら話す高尚さを見せつけながらも、徐々に本性の明らかになっていくあの演技が…ととてもビビる。もうおかんだったらめっちゃ宣伝してしまう。うちのアランがやってんねんで!みたいな感じで。

 

というわけで大変楽しめたのだが、私の目標とする「現在のロサンゼルスの様子が分かる映画」ではまったくなく、二時間ほど普通に映画おもしれーの人になってしまった。

次はラ・ラ・ランドでも見てみますか?

なんか、すっごい落ち込みそうな気配がするんだよなあ…